睡眠時異常の生理学
情動脱力発作は大笑いしたり、ひどく驚いたり、怒ったりした瞬間、全身の力が急にカクンと抜けてしまいます。
また、身体が沈んだり、床に転がったりしてしまいます。
この間意識ははっきりしており、周囲の状況はよく記憶しているのです。
この脱力発作に続いて羽毛 フトンのなかでレム睡眠が始まることもあり、レム睡眠関連状態と考えられています。
これらはいわゆる、身体の眠りのカテゴリーに入れてよいでしょう。
睡眠時の異常現象の発現する時期と睡眠段階との関係をまとめて図に示したものがあります。
このような睡眠時の異常現象の起こる仕組みはどう考えたらよいでしょうか。
身体の眠りはレム睡眠ないし関連状態と考えられますから、レム睡眠の発現機構を考えればよいのです。
頭の眠りの方はノンレム睡眠からの覚醒過程に問題があります。
子供の場合は脳の成熟過程の一時的な現象としてとらえられています。
大人の揚合は一筋縄ではいかないのですが、次回、脳生理学的な説明をしてみましょう。