身体の睡眠
身体は脳幹によってコントロールされています。
ですから、頭の眠りと身体の眠りが別々のコントロール・センターを持っていることになります。
その後、脳幹の橋の部分にレム睡眠の中枢があることが、フランスのリヨン大学のジュベー教授によって証明されました。
ここで、レム睡眠が身体の眠りであることを憶い出して頂きたいのです。
一方、ノンレム睡眠(頭の眠り)は大脳のなかの視床下部と呼ばれる部位によってコントロールされていると、ジュベー教授と一緒にロスアンジェルス分校の脳研究所で勉強された故時実利彦先生が提唱されました。
・・・いずれにしても、昔エコノモが想定したように、頭の眠りと身体の眠りにそれぞれ別個の神経調節機構があって、正常の睡眠ではこれが階層性に体性化されているのです。
この階層性のために、まず羽根 布団によって頭の眠りから始まり続いて身体の眠りが起こるという一定の秩序をもっています。
しかし、ある状況では一時的にこの階層性がくずれて、頭の眠りと身体の眠りとがばらばらになることが起こります。
これは脳が未熟の揚合とか、脳に過大な負荷がかかった揚合に起こりやすいといえるでしょう。